給油禁止へ
F1レースのピット作業で行われている「給油」については様々な意見があります。
FIA(国際自動車連盟)は、2010年からはレース中の給油を禁止することを発表しています。
以前にも給油が禁止されていた時期があり、1983年から1993年の11年間はレース中の給油は行われていませんでした。
1983年以前は現在のような安全対策が十分に行われていなかったので、給油中の火災が多く、安全面を考えて給油を禁止したのです。
ですが1994年には再び給油が開始されました。確かな安全装置を取り付けることによって安全面の確保ができたと考えられた点、給油を行うことで様々なレース戦略が生まれてレースの面白みが増すのではと考えられた点など、様々な理由が挙げられます。
今回、再びFIAが給油を禁止した理由については、燃料装置の輸送コストを削減することができるという点や、F1マシンについても低燃費化をはかるという点などがあります。
安全面を考えると、実際にはどちらが良いのでしょう。
レース中に給油ができないとなると、スタート時にたくさんのガソリンを積んでおく必要がありますよね。事故が起きた時に大事故につながる可能性が高いのでは・・?と心配する声もあります。
ですが過去のデータを比較すると、レース中の給油を禁止していた時期よりも、給油を行っている期間の方がはるかに事故の数が多くなっているのです。
給油がなくなることでレース中の事故の数が減少するのなら、やはり給油は禁止されていた方が良いのかもしれませんね。
ですが、今回給油が禁止になったことで、マシンにおいては様々な影響があるでしょう。たくさんのガソリンが入るよう、燃料タンクを大きくする必要がありますし、ガソリンの重みを考えるとタイヤへの負担が増えることも予想されます。
今までとは少し違ったマシンの仕上がりとなるでしょう。
楽しみですね。
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